【退職者の食のよもやま話を高齢者が話す訳】


退職して三食の献立を決めるのに

なかなか決まらなかった。

会社員の時はお昼は麺類と

決まっていたが、自宅に居るように

なってからは家内とはお昼ご飯を

別々の献立としている

ちょっと前に味噌ラーメンの

話をしましたが!

実家で食堂でラーメンを

作ってました。

私の実家は九州の田舎町です。

ラーメンはとんこつをベースに

したスープ。

実家のスープは豚の骨に

残された肉が付いた

状態でスープ釜に投入し、

10時間以上は

煮詰めて骨が解けるまで

こしたスープを

作っていたかと思います。

したがって、他のガラを

入れない純粋な豚骨スープを

作ってました。

その濃厚なスープは今は

有りません。

父は他界し、母は高齢者で店を

開ける事はもう有りません。

母は今でもお店が開いていない

かと訪ねてきてくれる人も

いるみたいです。

道をそれましたが、私は学生時代

出前を持って手伝ったことも

有りましたが、スープの作り方は

教わっていませんでした。

ただ、口の舌だけは覚えています。

コクのあるスープは、ここでちょっと、

母方の叔父さんもラーメン店の

チェーン店開業のマネージャを

やっていて、東京の錦糸町近くで

お店を開きたい方が

修行し、開店準備の時に私に味を

見て欲しいと誘いが有り、訪問して

味わったことが有りました。

叔父さんはまだまだと言われ

てましたが、私はもう少し麺に

こしが有った方がと発言し、

麺が九州の粉と違いちょっと

苦労してました。

開店当時は、麺を九州から

取り寄せて、ラーメンを

作ってました。評判も良く

お客さん(東京)の人の舌に

合っているのかなと思いました。

ラーメンはすーぷが命ですね。

スープが無くなり次第お店は

普通の定食に戻り、夜、スープの

仕込みをまた、続けるのでした。

北は北海道から南は鹿児島まで

ラーメンは土地それぞれの味が

しみ込んだスープが自慢の

ラーメンなんでしょうね。

ただし調味料でスープの

味が引き立つかは修行次第だと

思いますよ。

醤油は北海道から九州地域の

味が有りますからね!

醤油味は北海道、東北、関東は

塩味でしょっぱさが舌に残る

中部、関西四国九州は醤油と

言っても砂糖が入っている

醤油が甘いのです。

その差がスープの味に

出てくるのです

関東のお店を出している博多の

一蘭も少し醤油の味が塩味を

ベースにしたスープになっている

わたしの家のラーメンも地元産

醤油をベースにスープを作っていた

わたしは今も自宅の醤油は九州から

取り寄せてうどんスープや煮物に

使って、魚のに付けにはもってこい

の味に仕上げてくれます。

暇な高齢者ですから食に挑戦したいと

思っています。

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